多頭飼い
私は父親似でした。歳の離れた妹は母親似で、ですから、どこか、母は妹びいきでした。あれだけ欲しかった妹が生まれたころの嬉しさは思い出せない。ふたりになったのに、愛情は2倍にはならない。むしろ半分以下になってしまったような気がした。
ですから、二匹目の犬を飼うときも、とても怖かった。先住犬への愛が薄れてしまうことを恐れて。実際のところ、やはり愛は薄れてしまった。
彼氏のツイッターでファボられたツイートの持ち主を見た。私とよく似た容姿、同じ趣味。代わりはいくらでもいる、いくらでも…返ってこないライン。薄い愛情。多頭飼いされた、代替可能なペット。SNSで簡単に繋がれる時代、首輪を外して生きていきたいですね。
恐怖の人事異動
私の勤め先は日本の伝統的な中小企業ではあるが、小規模ながらグローバル部門がある。数は少ないが海外に取引先があるからだ。いや、現在の日本では海外と接点の無い職場の方が珍しいかもしれない。具体的には、コンビニの店員は大抵外国人である。今では中小企業ほど、外国人従業員は多い。
そんなわけで、たまに英語その他の外国語で電話がかかってくる。同僚の大半が英語ペラペラ(もちろんトイックは800点以上で留学経験がある人が多い)またはその他の外国語にも堪能(中国語からモンゴル語まで)なので、たまにやるせない気持ちになる。特に残業中の夜の国際電話など。隣の部署の通話のうち、私に聞き取れるのは「I」または「you」のみ。その通話には私とあなたしかいない。二人だけの世界だ。
何故そんな英語必須の会社に転職してしまったのか。一応前の会社は外資だったし、採用面接で英語が話せそうな顔をしていたから?
人事異動の時期が近づき、焦りを感じてハリーポッターの原書を買ったが、なかなかプリベッド通りから出られない日々が続いている。私の英語力がアップするのが先か、異動が決まり英語で通話するのが先か、ハリーポッターがヴォルデモート卿をやっつけるのが先か。人生は予想できないことばかりである。
仕事の話
相変わらず仕事の範囲は延々と広がってゆく。ここ最近は営業の片手間に開発をやるような状況が続いているが、しかしながら、隣の部署がマスコミ対応に追われていてかわいそうだなという気持ちを持てる程度には余裕が出てきた。ほとんど定時で帰っているのだけど、たぶんものすごく無茶苦茶な仕事の仕方をしていると思う。給料3倍にして欲しい。
自分がどんな仕事をしていて、だからとても大変なんだということを周囲に伝えるのはとても難しい。守秘義務とか、SNSで炎上とか、そういう面で。実は自分が開発しているシステムのライバルであるところのソフトが色々あってSNSで炎上しているのを目撃したこともあり、また自社が現在メディアでかなり取り上げられていることをやっていたりもして、正直もう何も話せないレベルになっている。メディアは本当に怖くて、電話に出た職員との会話を録音しては、対応が適切ではない、これを記事にしてやる、などと脅してきたりするのだ。
自分ではどうしようもないことと、その中で、なんとかたくさんの人を手助けすることの難しさとを感じながら、仕事をしている。自分が作っているものが、できるだけたくさんの人を助けることができると良いなと思う。切り詰められた開発予算の中で、最善を尽くしたい。
演劇観た
演劇観に行った。
役者さん一人一人のレベルが高いのはすぐ分かった。立ち位置とかがブレなくて、すごく計算されてるのを感じだ。逆にフレッシュさは感じなかったけどそれはそういうタイプのやつじゃ無いだろうからまあそうだろうなというところ。
やっぱり動作のひとつひとつが大きくて、それを表現するって言うのは分かるんだけど、表現のその先が分からないというか、観てる側との断絶を大きくしている気はする。うまく言えない。
あとスポットライトは怖いなって思った。人目を引くことが正義の空間で目立つのはとても気持ちがいい。自分はベースがクラシックバレエなんだけど、例えばバレエなら、いくら憧れてもすぐにレッスンがつらくてやめてしまえるのに、役者はそういうの難しそうだと思った。芸人に近いかもしれない。こころのどこかで才能に疑いを持っていても憧れが捨てきれずに辞めれなくなりそう。趣味として演劇をやることはとてもいいと思う。仕事とは別の世界で承認されることは精神的に良さそう。そこに正しく理性を用いられれば。でもそれこそ、演じるということなのでは。現実のサラリーマンとしての自分と、役者としての自分という演じ分け。そういう人がたくさんいると良いと思う。
自分は多少は舞台というのがわかってるつもりだから、稽古は大変だし舞台上で走って移動したら他の人とぶつかるし、立ち位置とか難しいし、だからそういう視点から見るから、役者は大変だな…観てる分にはいいけど…でもやっぱりあーこれだけレベル高いと相当稽古大変だったんだなーみたいな邪念?曇った心?で観てしまうので残念。劇そのものだけを観て感動したいなと思う。
後で追記できたらする。
VFORUM20161日目
近況
VCP取得しました(2016年7月9日)
せっかく取得したので合格体験記を書きたい。
運用経験数ヶ月でも受かるものなんですね。
とりあえず下記の画像を見て欲しい。 VMwareの最も一般的な資格(だと思う)を取得しました。
難易度に関しては「そこそこ難しい」と聞いていたので大分勉強しましたが、なにせ運用経験しかない(しかも主担当者ではない)ので、受かる理由が見つからなかったです。。
こちらの試験、5日間の研修を受講後にようやく受験資格が得られるという代物なのですが、試験内容と研修内容が全く一致してないです。
研修会社によってはウェブ問題集を提供してくれるのでそちらを利用すればほぼほぼ受かります。私は回答を丸暗記しました。
※研修会社からの提供がなかった場合はウェブのうさんくさい問題集を購入してください。これがないと合格はきついです。
自分の場合、研修会社で配られた問題集とウェブで購入可能な問題集の両方を持ってましたが、内容はかなり共通してました。どちらかといえばウェブで買った問題集の方が問題数は多かった気がする。けど研修会社からもらったやつで十分受かったように思います。
ちなみに、問題集の問題がそのまま試験で出ていました。。。こういう問題集ってどうやってつくってるんですかね。。。
問題の傾向としては、一番機能の豊富なバージョン(enterpriseplus)について問われることが多かったので、それ以外のバージョンで構築やら運用やらしてる人には若干不利かなあと。あとネットワークとストレージの基礎は必須なんじゃないかな・・・
なにせ扱う範囲が広いので、真面目に取り組めば取り組むほど泥沼化するタイプの試験でした。
あと、資格を取ったあとの話ですが、この資格は2年更新となります。
短すぎる。。。
今回は550だったので、次は6で更新かなあ。