子どもを置き去りにする親の話
こんばんは。サー姉です。ツイッターで子どもを置き去りにする親の話をしたのでこちらにも。
私は幼い頃は週一くらいでデパートのおもちゃ売り場に置き去りにされてました。時間は一時間くらいですね。たまに工作の催し物、手作りキーホルダーをつくろう!、とかその手のやつに参加したら、参加時間は一時間なのにその後二、三時間ほど、デパートの通路に立ちっぱなしで、目の前を通り過ぎていく大人たちを眺めてました。五分置きに壁にかけられた時計に目をやって。
よくデパートなんかで置き去りにされる子どもがいるんだけど、1番つらいのは、お母さんが迎えに来たときなんですよね。よかった家に帰れるという気持ちとなんで置いて行ったのという悲しみがないまぜになって、どこにこの怒りをぶつけたらいいのか分からなくなる。
— サークラ姉 (@syuumatudannsi) 2015, 1月 18
親にとって私の価値は所詮置き去りにできる程度のものなのだとまざまざと見せつけられる。向き合いきれない現実がそこにはあって、未発達な感情を処理し切れない。何度も置き去りにされると、今度こそ迎えにきてくれないんじゃないかと思ってしまう。不安でたまらなくなる。
— サークラ姉 (@syuumatudannsi) 2015, 1月 18
かと言ってめんどくさいから置き去りにされるのだから、「置いていかないで」なんて言ったらさらにめんどくさがられて本当に捨てられるような気がして、何も言えなくなる。
— サークラ姉 (@syuumatudannsi) 2015, 1月 18
親に怒ってもなんで子どもが怒っているのかわからない。そんな親だから自分の子どもを置き去りにするんですけどね。
— サークラ姉 (@syuumatudannsi) 2015, 1月 18
最終的に、迎えにきてくれない不安を払拭するためには自分から親を捨てなければいけないということに気づく。そもそもそんな親を信用できないから、なんでもひとりでやろうとしてしまう。
— サークラ姉 (@syuumatudannsi) 2015, 1月 18
「置き去り」ということばを知らなかった当時ですが、いまだにそのときのことは鮮明に覚えている。たぶん相当怖かったんだろうと思う。というか怖かった。実は似たようなことを父方の祖母からもされていたんだけど正直あれより怖かったなあ。