何故世の女性は「女子会」を開くのか

こんばんは、サークラ姉です。今日は掛け持ちしてるバイトのうちのひとつで開催された女子会に参加してきたので、それについての感想やら考察やらをしたいなあと思う。

女子会にも色々種類があるだろうけど、今回私が参加したのは私含め大学生8人、うち私以外は全員女子大の学生である。更にそのうちのほぼ全員が保育士または小学校の先生を志望または内定している。ここまでで、今回の参加者が非常に安定したメンバーであることがうかがえる。
会話の内容としては、バイト先の話や保育園の話が多かった。あとは恋愛話も多少あったが、個別に詳しい話をするということはなくて、みんながちょっとしたエピソード(彼氏の有無やら付き合ってどのくらいだとか、面白かったデートやら、あとは合コンの話)を紹介するくらいだった。私は合コンに参加したことがなかったので、合コン体験談はとても楽しかった。後輩の恋バナを聞いていると、(普段自分がサークラ同関連で関わる恋愛話とは違って)爽やかで、後味がよくて、謎の爽快感があった。「胃もたれしない恋バナ」だった。

女子会の良さ
まず、誰も遅刻しなかった。冬の寒い夜に集まるのに、遅れてくる人が1人でもいれば出だしからテンションが低下する原因となってしまう。待ち合わせも非常にスムーズであった。

そして、お店選びが良かった。立地が良いし、雰囲気もよいお店で、だけど安くて(ひとり2000円だった)びっくりした。

お店に入ってからも感動の連続だった。
まず、荷物置き用のカゴの近くに座ることになった友人たちが上着や荷物を預かってくれた。
そして食事を注文する際も、手元にメニューのある子が率先してメニューをみんなが見やすいように掲げ、そして通路近くに座っている後輩が店員さんを呼んでくれて、更に他の別の子がみんなの分を注文してくれる。
そして会話である。上記の通りなのだが、みんなちゃんと会話に入ってくるし、あんまり話してない人にもそれなりに話を振る。ひとつの話題ばかりではなくて、バランスのある会話が自然と成り立つ。例えば私は保育園の話ばかりされても困るのだが、その後にはちゃんと恋愛話もあるし、多少とは言え普通の就職の話も出てくるのである。このあたりは感動しかない。(だから私も保育園の話をちゃんと興味を持って聞くことができた。)
会計のときも、幹事がさっと済ませてくれて、とてもスマートだった。面倒なことが一切なかった。

そして!!帰りには全員がLINEのグループで「今日のお礼」を書くのだ。これには驚いた。そんなのほとんど見たことなかった。

普通の飲み会との違いだけど、参加者全員がちゃんと気配りができていたように思う。あと、女だけなので、無駄な色恋沙汰が発生しないのはメリットなんだろうな。そういう面での配慮が不要なのは助かる。
あと、会話が楽。例えば二人でごはんに行けば、相手が話している最中にケータイをいじるのはマナー違反だけど、団体ならそこまで咎められない。ちょっと疲れたらスマホを触っても良いのである。お手洗いも行きやすい(相手を待たせてしまうという罪悪感を持たなくてよい)。

単純化してしまえば、人数の強さを感じた。
配慮や役割は人数分で割ることができるのに、会話では人数分の承認を得ることができるのだ。
具体的には、お店選びは自分がやったなら、他の人が待ち合わせ時間を決めてくれる。他の人が店員さんを呼んでくれたら、自分はみんなの分をオーダーすればよい。快適に過ごせるのに、自分の仕事は減るのである。
そして、何か話をすれば、みんなが自分の話をちゃんと興味を持って聞いてくれるのである。しかし、疲れたらちょっと休憩してもよいのである。もし私が話を聞いてなくても、他の人たちがちゃんと聞いてくれているから。

逆にデメリットを挙げるなら、異性との出会いは皆無だし、行き過ぎた配慮のせいで「なあなあ」になってしまうところだろうか。

ここ最近、人間関係等に疲れ、心をすり減らしながら生活してきた身としては、かなり癒されたような気がする。

全体として、とても楽しかったし、また女子会に参加したいと思っている。

追記
女子大生、普段女の子に囲まれて生活しているせいで、男の子が苦手でうまく話せないみたいな子が結構いた。モテない男性は是非女子大へ。