演劇観た

演劇観に行った。

 

役者さん一人一人のレベルが高いのはすぐ分かった。立ち位置とかがブレなくて、すごく計算されてるのを感じだ。逆にフレッシュさは感じなかったけどそれはそういうタイプのやつじゃ無いだろうからまあそうだろうなというところ。

やっぱり動作のひとつひとつが大きくて、それを表現するって言うのは分かるんだけど、表現のその先が分からないというか、観てる側との断絶を大きくしている気はする。うまく言えない。

あとスポットライトは怖いなって思った。人目を引くことが正義の空間で目立つのはとても気持ちがいい。自分はベースがクラシックバレエなんだけど、例えばバレエなら、いくら憧れてもすぐにレッスンがつらくてやめてしまえるのに、役者はそういうの難しそうだと思った。芸人に近いかもしれない。こころのどこかで才能に疑いを持っていても憧れが捨てきれずに辞めれなくなりそう。趣味として演劇をやることはとてもいいと思う。仕事とは別の世界で承認されることは精神的に良さそう。そこに正しく理性を用いられれば。でもそれこそ、演じるということなのでは。現実のサラリーマンとしての自分と、役者としての自分という演じ分け。そういう人がたくさんいると良いと思う。

自分は多少は舞台というのがわかってるつもりだから、稽古は大変だし舞台上で走って移動したら他の人とぶつかるし、立ち位置とか難しいし、だからそういう視点から見るから、役者は大変だな…観てる分にはいいけど…でもやっぱりあーこれだけレベル高いと相当稽古大変だったんだなーみたいな邪念?曇った心?で観てしまうので残念。劇そのものだけを観て感動したいなと思う。

後で追記できたらする。