仕事の話

相変わらず仕事の範囲は延々と広がってゆく。ここ最近は営業の片手間に開発をやるような状況が続いているが、しかしながら、隣の部署がマスコミ対応に追われていてかわいそうだなという気持ちを持てる程度には余裕が出てきた。ほとんど定時で帰っているのだけど、たぶんものすごく無茶苦茶な仕事の仕方をしていると思う。給料3倍にして欲しい。

自分がどんな仕事をしていて、だからとても大変なんだということを周囲に伝えるのはとても難しい。守秘義務とか、SNSで炎上とか、そういう面で。実は自分が開発しているシステムのライバルであるところのソフトが色々あってSNSで炎上しているのを目撃したこともあり、また自社が現在メディアでかなり取り上げられていることをやっていたりもして、正直もう何も話せないレベルになっている。メディアは本当に怖くて、電話に出た職員との会話を録音しては、対応が適切ではない、これを記事にしてやる、などと脅してきたりするのだ。

自分ではどうしようもないことと、その中で、なんとかたくさんの人を手助けすることの難しさとを感じながら、仕事をしている。自分が作っているものが、できるだけたくさんの人を助けることができると良いなと思う。切り詰められた開発予算の中で、最善を尽くしたい。